時代は、スクラップ&ビルド から、再生しストックしていく社会へと変化しています。
時間とともに劣化する建築物も、再生し末永く活用することが大切です。
共立建設は、これから必要とされる機能をリニューアル技術でトータルに企画提案し、さらに価値ある資産として向上させます。

資産価値の向上に
LCMは必要不可欠

建物がいつもお客様の求める機能や快適性を維持するためには、タイムリーなリニューアルが必要です。時代のニーズに応じた的確なリニューアルは、建物の機能や対応力を高めるため、資産価値の維持だけでなく向上させることも可能です。また、設備システムを新しくすることにより、省エネや省スペース化も進み、ライフサイクルコストの面でも有利な建物となります。

共立建設によるタイムリーなリニューアルのイメージ

リニューアル時期の目安

共立建設のリニューアル事例05 リニューアル時期の目安

リニューアルへの流れ

共立建設は、建物の機能の低下を未然に防ぐとともに、資産価値の向上を図るため、下記の手順で調査し最適なリニューアルを提案します。

共立建設のリニューアルへの流れ

CCB工法
(CCB-NAC工法)

CCB(Crack Control Bar)工法とは、鉄筋コンクリート壁の収縮ひび割れ発生位置を制御する工法であり、
ひび割れを誘発目地内に誘導し、目地部以外の壁面ひび割れを発生させないことが可能となります。
本工法の特徴は、ひび割れを誘発したいところの非コンクリート率を確保する手段として、
ひび割れ誘発材および壁鉄筋を直線上に配置する点、ならびに太径の異形棒鋼をひび割れ誘発材に用いる点です。
これにより、従来型のひび割れ誘発目地に比べ、ふかしコンクリート厚さを低減できるメリットもあります。
なお、本工法は(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を受けています。

また、従来のCCB工法では、増し打ちコンクリート無し耐震壁(戸境壁等)に使用できませんでしたが、
CCB-NAC工法では、施工段階でも工法検討・軽微変更のみで採用することが可能となりました。

※CCB-NAC工法:ふかしコンクリート無しで使用できるCCB工法(2016年12月性能証明取得、無開口壁に限る)

CCB工法の特徴

  • ひび割れを目地内に誘導できるため、
    防水処理が容易になり、美観を維持

  • 特殊な材料を使用しない
    (JIS 規格品の異形棒鋼を用いる)ため、
    品質や耐久性も一定水準を維持

  • 鉄筋工による一連の作業の中で
    ひび割れ誘発材の取り付けが可能で、
    安価で作業効率に優れる

  • 通常の耐震壁と同等の強度を持つため、
    雑壁をはじめ様々な箇所に使用可能

  • 専用の固定ジグを使用することで、
    簡易ながらも精度の高い施工を実現

  • CCB-NAC工法であれば、
    増し打ちの計画の無いマンションの
    戸境壁等に適用可能

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